去る2月24日、東京の日本橋公会堂にて、 掃除大賞2016に参加させていただきました。
掃除大賞は、一般財団法人日本そうじ協会(東京都 理事長今村暁)が主催する おそうじの全国大会です。 個人、事業者、団体等の掃除の活動を一般から広く公募し、優れた取り組みを表彰することにより、日本の産業の発展と生活文化の発展を目指すために開催されます。
今回は企業の方々がメインで、その素晴らしい実践の発表やその表彰が行われました。
大賞の審査の基準は、掃除の実践を通じて 「精神的効果」 「肉体的効果」 「経済的効果」 「時間的効果」 「対人的効果」 などの掃除道の持つ5大効果を高めるとともに、 「信念」「基準の高さ」「継続力」「地域貢献度」「仕組み」「利他心」「掃除大賞の趣旨の理解」等を考慮して、各賞を決定されます。
基調講演のサンドビックツーリング株式会社の代表取締役会長・藤井裕幸氏のお話は、「究める力」を始め、全国からエントリーしてきた企業さんたちの実践事例の発表を聞くことができました。
栄えある掃除大賞受賞は、アマン東京ほか、超一流ホテルにジュースを出している 和歌山のみかん農家「谷井農園」さん、
それから、文部科学大臣賞受賞は、創業以来1200年もの間、弘法大師空海伝来とされる 鋳造技術を伝え続ける人材教育の基本が掃除にあり、 高いレベルでの実践がされている全国から見学者も多数集まる会社」 京都の「傳來工房」さんになりました。
とりわけ、谷井農園さんは昨年、本大会にて農林水産大臣賞を受賞、 予選や本番のプレゼンに関わらせていただいたのもあり、 今年の大賞の受賞はとてもうれしかったです。
昨年の大賞の前日、農林水産大臣の更迭というアクシデントがあり、 本番当日、受賞が決まっていたのにもかかわらず、 その日に授与されることができなくなるハプニングがありました。 (後日、大臣の交代で改めて受賞されるということで落ち着きましたが) しかしながら、会場の人気投票では、ダントツのナンバー1。 そんな昨年の背景がある中で、 今年もエントリーされ、見事大賞を受賞されたのです。
この1年間、ことあるごとに谷井農園さんにお邪魔したり、 仲間を連れて行ったりで、オフィスや工場のそうじ改革を目の当たりにしてきました。
行くたびにキレイ担っていくというか、 谷井代表がいつも「ベンチマークは伊勢神宮の空気感」とおっしゃられていますが、 なんとも凛とした感じが日に日に高まっていくのを感じてきました。
大賞本番の二週間ほど前にお邪魔した時には、 出荷場の大工事をされていて、
「本番の日までに完成させる」
と谷井氏が意気込んでられていましたが、 本番のプレゼンでお披露目されたAFTER写真を見て、感嘆させられました。
谷井農園さんの無上位の取り組みを見ていると、 自分自身に、「本当に価値あるものは何か?」「知らず知らずに発想に枠を作っていないか?」 を考えさせられる機会が増えたように思います。
見学にお連れした企業さんのトップの皆様は、 オフィスに入られて、その空気感に直接触れられ、 涙を流されていた方達もいらっしゃったりします。
今回受賞された方々の実践はどれもこれも素晴らしくて本に書けばベストセラーになるようなものばかりだと思うので、全部ご紹介したいのですが、とても長い文章になって大変なので、 ここでは差し控えます。
皆さんそれぞれが主体的に掃除に取り組み、 知恵を凝らして改革・改善を行われている事例は、 お金に換算したらどれだけの価値があるのかわからないほどのものだったかと思います。
ちなみに、当社WithUpも、奨励賞をいただきました。
※個人部門で2015年に優秀賞、今年は法人の部で奨励賞 これもひとえに皆様のご支援、ご協力、ご厚情の賜物かと、 大変感謝しております。
村上が個人事業として創業したのが2006年なので、ちょうど10年、それを締めくくるような感慨深いものがありました。
私たちが掃除大賞にエントリーし続ける理由は、
「無上位の掃除を起点に、ご縁のある大好きな会社さんの仕事をもっと面白くしたい」
「そのそもそものご縁をいいものにし、いい人とたくさん出会いたい」
「実践を公開し、オーディエンスのシビアな観点から定点観測したい」
という想いがあるからです。
いろんなセミナーや勉強会がある中で、 やはり、持ち帰ったらすぐに何をするか、どんなことをやったら、 誰でもいい成果が生まれるのか、と考えると、 やはり、掃除が一番シンプルでいいなと思っています。
掃除大賞は、一般財団法人日本そうじ協会(東京都 理事長今村暁)が主催する おそうじの全国大会です。 個人、事業者、団体等の掃除の活動を一般から広く公募し、優れた取り組みを表彰することにより、日本の産業の発展と生活文化の発展を目指すために開催されます。
今回は企業の方々がメインで、その素晴らしい実践の発表やその表彰が行われました。
大賞の審査の基準は、掃除の実践を通じて 「精神的効果」 「肉体的効果」 「経済的効果」 「時間的効果」 「対人的効果」 などの掃除道の持つ5大効果を高めるとともに、 「信念」「基準の高さ」「継続力」「地域貢献度」「仕組み」「利他心」「掃除大賞の趣旨の理解」等を考慮して、各賞を決定されます。
基調講演のサンドビックツーリング株式会社の代表取締役会長・藤井裕幸氏のお話は、「究める力」を始め、全国からエントリーしてきた企業さんたちの実践事例の発表を聞くことができました。
栄えある掃除大賞受賞は、アマン東京ほか、超一流ホテルにジュースを出している 和歌山のみかん農家「谷井農園」さん、
それから、文部科学大臣賞受賞は、創業以来1200年もの間、弘法大師空海伝来とされる 鋳造技術を伝え続ける人材教育の基本が掃除にあり、 高いレベルでの実践がされている全国から見学者も多数集まる会社」 京都の「傳來工房」さんになりました。
とりわけ、谷井農園さんは昨年、本大会にて農林水産大臣賞を受賞、 予選や本番のプレゼンに関わらせていただいたのもあり、 今年の大賞の受賞はとてもうれしかったです。
昨年の大賞の前日、農林水産大臣の更迭というアクシデントがあり、 本番当日、受賞が決まっていたのにもかかわらず、 その日に授与されることができなくなるハプニングがありました。 (後日、大臣の交代で改めて受賞されるということで落ち着きましたが) しかしながら、会場の人気投票では、ダントツのナンバー1。 そんな昨年の背景がある中で、 今年もエントリーされ、見事大賞を受賞されたのです。
この1年間、ことあるごとに谷井農園さんにお邪魔したり、 仲間を連れて行ったりで、オフィスや工場のそうじ改革を目の当たりにしてきました。
行くたびにキレイ担っていくというか、 谷井代表がいつも「ベンチマークは伊勢神宮の空気感」とおっしゃられていますが、 なんとも凛とした感じが日に日に高まっていくのを感じてきました。
大賞本番の二週間ほど前にお邪魔した時には、 出荷場の大工事をされていて、
「本番の日までに完成させる」
と谷井氏が意気込んでられていましたが、 本番のプレゼンでお披露目されたAFTER写真を見て、感嘆させられました。
谷井農園さんの無上位の取り組みを見ていると、 自分自身に、「本当に価値あるものは何か?」「知らず知らずに発想に枠を作っていないか?」 を考えさせられる機会が増えたように思います。
見学にお連れした企業さんのトップの皆様は、 オフィスに入られて、その空気感に直接触れられ、 涙を流されていた方達もいらっしゃったりします。
今回受賞された方々の実践はどれもこれも素晴らしくて本に書けばベストセラーになるようなものばかりだと思うので、全部ご紹介したいのですが、とても長い文章になって大変なので、 ここでは差し控えます。
皆さんそれぞれが主体的に掃除に取り組み、 知恵を凝らして改革・改善を行われている事例は、 お金に換算したらどれだけの価値があるのかわからないほどのものだったかと思います。
ちなみに、当社WithUpも、奨励賞をいただきました。
※個人部門で2015年に優秀賞、今年は法人の部で奨励賞 これもひとえに皆様のご支援、ご協力、ご厚情の賜物かと、 大変感謝しております。
村上が個人事業として創業したのが2006年なので、ちょうど10年、それを締めくくるような感慨深いものがありました。
私たちが掃除大賞にエントリーし続ける理由は、
「無上位の掃除を起点に、ご縁のある大好きな会社さんの仕事をもっと面白くしたい」
「そのそもそものご縁をいいものにし、いい人とたくさん出会いたい」
「実践を公開し、オーディエンスのシビアな観点から定点観測したい」
という想いがあるからです。
いろんなセミナーや勉強会がある中で、 やはり、持ち帰ったらすぐに何をするか、どんなことをやったら、 誰でもいい成果が生まれるのか、と考えると、 やはり、掃除が一番シンプルでいいなと思っています。
大賞のあとは、すぐに基調講演のサンドビック会長のお話「究める力」に出てきた基準「三越デパートよりキレイな床」をあらためて見たくなり、和歌山から駆けつけてくださった方たちと共にそのまま銀座三越に現場を確認しにいっていました(笑)
さらにその翌日は、谷井農園さんのジュースをアマン東京で飲もうということで、ランチ。
以前宿泊した33Fのレストラン、ラウンジ、実はランチの予約もできるそうですが、今回は、満席だったので、1階のアマンカフェで。
以前宿泊した33Fのレストラン、ラウンジ、実はランチの予約もできるそうですが、今回は、満席だったので、1階のアマンカフェで。
スタッフの方に33Fのロビーの見学をお願いしたら、もちろんOKと言ってくれたので、そちらも。
スケールの大きさ、デザインの美しさ、スタッフのおもてなし、と新鮮な視点が得られます。
これからは東京でのランチミーティングに使いたいですね。
これからは東京でのランチミーティングに使いたいですね。